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小児科
医師の感染症・アレルギー疾患・予防接種などへの考え方
感染症について
お子さんは、まだ大人ほどの抵抗力がついていないため、様々な感染症にかかります。特に保育園や幼稚園などの集団生活を始めると、様々なウイルス(アデノ、ロタなど)による感染症をもらってくる確率が高くなります。
結核(BCG)、百日咳、麻しん、風しん、おたふくかぜ(ムンプス)、水ぼうそうなど、予防接種によって、感染あるいは重症化を防げる感染症については、ぜひ予防接種で予防していただきたいと考えております。
特に定期接種(公費)の予防接種は必ず受けるようにしましょう。
感染症には、抗生物質(抗菌剤)が効くものと効かないものがあります。
溶連菌感染症や化膿性扁桃腺炎などの細菌感染は、抗生物質が有効です。
しかし、ほとんどのウイルスには抗生物質が効かないため、当院では、抗生物質の効かない感染症には抗生物質を処方いたしません。もちろん、子どもさんの辛い症状をできるだけ抑えるためのお薬などは処方していきますので、ご安心下さい。
本当に必要な時に、きちんと抗生物質という最終手段が使えるよう、適切に診断・処方をして、無駄に身体を抗生物質に慣れさせないことが大切だと考えています。
アレルギー疾患(小児の気管支喘息、小児のアトピー性皮膚炎等)について
1. 気管支喘息(ぜんそく)
気管支喘息は、気管支の慢性的な炎症が原因だと考えられています。お薬で完全に治す方法はまだありませんが、できるかぎり症状がでないように生活習慣の改善やお薬で予防していくことは可能です。
2. アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の症状で、眠れないほどの激しいかゆみなどを訴えるお子様も増えています。
原因となっている、あるいは誘発している物質があるのかを検査をしたり、お一人お一人の症状を抑えるのに有効な治療を探求していきます。
3. 食物アレルギー
特定のものを食べると顔が赤くなったり、吐いたりする…。そのような時は食物アレルギーである可能性が高いです。一般的に知られている小麦・牛乳・卵だけでなく、食物アレルギーの原因となる食べ物はたくさんあります。
食物アレルギーの診断には食物負荷試験が必要な場合があります。
危険な症状を起こす可能性がある場合は、設備の整った総合病院などをご紹介させていただきます。
また、適切な食物の除去、摂取の仕方などご指導させていただきます。
アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある場合は、エピペンなどを処方させていただく場合もございます。
子どもの病気、お役立ちサイト
こどもの救急
URL: http://kodomo-qq.jp/
日本小児科学会が監修しているホームページです。
気になる症状ごとに分かれており、チェックすると対処方法が表示されます。お医者さんに伝えるべき内容や簡単な応急処置の方法も記載されています。
診療科カレンダー
今月の診療日
- 字:予防接種・小児健診あり
- ■:午後休診
- ■:休診
- ■:その他(TOPページで要確認)
ご案内
住所
〒480-0202
愛知県西春日井郡豊山町
豊場高前80
電話番号
0568-28-2321
診療受付時間
【小児科】
午前:9:00~11:30
午後:16:30~18:30
【内科】
月曜 18:30~19:30
第2・4土曜 9:30~11:30
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